


聖女
聖女
聖なる力を持ち、魔を払い地を清める役割を持つ。聖女の存在次第で国の治安は左右され、それゆえに国家には必ず1人以上の聖女が必要とされている。

結界
「聖なる光の柱」を用いることで、魔物が通れない檻のようなものを作ることができる。柱の本数を増やせば増やすほど強力な結界を発動できる。

聖なる光の柱
神に祈りを捧げることで作ることが出来る。しかし柱を作るためには精神力、体力、魔力をごっそり使うため、通常、光の柱を1本作るのに数時間から数十時間かかるとされている。

聖域
光の柱で囲まれた領域。聖域内では魔物が弱体化する。

悪魔
魔物
人間を脅かす種族。森や山を根城に人や動植物を襲う。

魔界
悪魔や魔物が生息している場所。太陽の光すら当たらず、暗闇が広がっている。

大悪魔アスモデウス
魔界でも屈指の実力者の一人。先代の大聖女・フィアナによって封印された。

悪魔
魔物と違って人語を話し、強力な魔法が使え、生命力が強く人間よりもはるかに寿命が長い種族。上位の悪魔ほど高い知性を持つ。

魔術
シルバージャッジメント
光属性の交戦用術式。銀色の光の十字を放ち、対象を貫く。

大破邪魔法陣
古の時代の術式。古代語そのものを習得する必要があり、さらに系統の違う魔術式の理解と知覚などが必要。魔物の弱体化に特化しており、領域内の魔物はほとんどの力を失い、討伐が容易になる。一方、個人の魔力だけでは発動が困難なため、マナを利用して補う。

オド
自分の内にある魔力。普段、魔法を使う際に用いる。

マナ
自然界に溢れる魔力。

光のローブ
邪悪な力から身を守る防御術式。マナを吸収して魔力を身にまとう。

魔力集束術
媒体を介して複数人の間で魔力を共有する術。任意の人に複数人分の魔力を集中させることができる。

聖光の鎖(セント・バインド)
拘束術式。光の鎖で拘束する。

退魔師
クラムー教本部所属。悪魔を払うことに特化している。

国家
ジルトニア王国
ジルトニア家が治める王国。病に伏せっているジルトニア国王・身体が弱い第一王子に代わり、第二王子のユリウスが国政を担っている。

アデナウアー家
ジルトニア王国にて、数多くの聖女を輩出した魔法の素質がある家系として大陸内でも有名。

パルナコルタ王国
森と山に囲まれた緑豊かな国土が特徴で、中心地に王都アルムブルクを構えている。しかし森が深く山々が連なると魔物の巣は多いため、パルナコルタは常に魔物への対応を求められている。

ムラサメ王国
大陸の北東にある島国。隠密や諜報に長けた人間が多い。

ボルメルン王国
パルナコルタ王国と交流が深い国。4人の聖女がいる。

マーティラス家
ボルメルン王国の名家。ボルメルン王国の聖女の血筋なうえ、王家とつながりが深い力のある家系。

エルクランツ家
パルナコルタの聖女の血筋で、元々マーティラス家の分家。

パルナコルタ騎士団
世界でも無類の強さを誇る騎士団。他国に乞われて討伐遠征なども行っているため、国内外問わず人気が高い。

第一王子派
フェルナンド第一王子の派閥。第一王子こそ次期国王に相応しいと思っている。

第二王子派
生まれつき体が弱い虚弱体質の彼のことを次の国王として相応しくないとし、第二王子であるユリウスを担ぎ上げる派閥。ユリウスと結託し、第一王子を守るとためという大義名分を掲げて、フェルナンドを城の一室に軟禁している。

その他
大厄災
約400年前、魔界が地上に近づく周期が訪れ、地上に大量の魔物が発生した出来事を指す。滅びた国がいくつもあったほどの歴史書に残る厄災。数百年に一度の周期で魔界が地上に近づくと言われている。

クラムー教
聖女が所属している教会の宗派。
